概要
今から約400年前のスペイン船の難破騒動で、多くのスペイン人がたどり着いたのが、田尻海岸です。
最近では日本・スペイン・メキシコ三国の絆400周年を祝い、メキシコ船のクアウテモック号が御宿岩和田港に帰着し、セレモニーなどが行われました。
詳しくは、下記の歴史の項目を参照してください。
歴史
1609年(慶長14年)9月30日(旧暦9月4日)の朝、岩和田海岸(現田尻浜)で当時フィリピン諸島長官ドン・ロドリゴ総督を乗せたイスパニア(スペイン)船・サンフランシスコ号が沈没し、これを岩和田の人達は力を合わせて救助しました。
当時の岩和田の人口は300人程で、助かった人は300人以上、部落の生活は貧乏でしたが、心のやさしい人々は自分のことよりも他人の難儀を救うために、大切な着物や、食べ物を分け与えました。
(参考)
サンフランシスコ号の乗員総数373人
生存者317人・死体収容数・行方不明56人
<引用:御宿町役場HP>
海岸に降りるときは注意しよう
海洋生物研究所の脇の道を進めば、海岸を望む場所まではすぐにアクセスすることが出来るが、海岸に降りてみたい場合は注意が必要だ。なぜなら、海岸に降りる場所にはロープがさがっており、岩場を少しだけ降りる必要があるからだ。一般的な身体能力を持っている方ならば老若男女問わず降りることが可能だが、腕の力に不安のある方や、足の踏ん張りが効かない方は1人で降りるのはやめておこう。小さい子供を連れていく場合は、大人が2人以上いる状態で上げ下ろしの介助をしてあげると安全だ。