みなさん、国語の授業で次のような歌を勉強した覚えはありませんか? 「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、ほたるの多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。」 そうです。かの有名な清少納言の「枕草子」の一節です。 まさにこの歌のとおり、5月下旬から6月上旬の御宿町では、野生の源氏ボタルを観察することが出来ます。
源氏ボタルを観察することが出来る期間と時間
蛍が飛ぶ時期:5月下旬~6月上旬 おすすめの時間:19時30分頃~20時45分頃 (21時を過ぎると極端に減り始めます) 出やすい条件:湿度が高く、むわっとしたような陽気の夜
どんな格好で行くとよい?
5月下旬のおんじゅくは、雨でも降っていない限りかなり暖かいので、Tシャツに薄いカーディガンなどの服装で訪れると良いでしょう。 また、観察できる場所が山と川の間のような場所なので蚊やその他虫が大量に寄ってきますので、虫よけスプレーなどを体に吹き付けておくといいでしょう。 しかし、現場で虫に対して殺虫剤をまくなど、度が過ぎる行為はやめましょう。私たち人間が虫たちの世界を“観察させてもらっている”ことを忘れずに。 とても暗い場所なので、懐中電灯を持っていくこともお勧めします。
環境破壊は絶対にしない
蛍が繁殖するにはとてもきれいな水場が必要です。 さきほども書きましたが、殺虫剤をまいたり、ゴミを捨てたりして環境を破壊することは絶対にやめましょう。 年々蛍が見られる場所は減少しています。ずっと未来までこのような風流な景色を残すためにひとりひとりが意識をしっかり持つことが大切です。
その他の注意事項
現場には家族連れで小さいお子さんもたくさん来ています。 私は写真が趣味で蛍を撮影することがよくあるのですが、撮影に夢中になるあまり周りの児童に重い三脚などをぶつけてしまわないように気を付けましょう。 また、周りには人家もありますので、あまりにも大きな声で騒ぐと迷惑になることがありますので、十分にご留意ください。
蛍がよく観察できる場所
それでは、いよいよ蛍を多くみられる場所を公開します! 地図の川側にたくさん飛んでいますよ。 マナーを守って、夏の風物詩を味わってくださいね♪
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